適応障害とうつ

心療内科の診察結果は、適応障害だった。

うつだと思い込んでいたのだが、先生いわく今時はうつ病とよくいうものがほぼ適応障害なのだと。

 

適応障害と診断されたが聞きなれず謎が多かったので、それに関する本を読んだ。

岡田尊司先生の本。

わかりやすくて優しく教えてくれるという、偉そうでも押しつけがましいわけでもないという文体が読みやすくて心の負担にもならない。

そんな本であった。

 

本によると適応障害になりやすい性格や考え方があるらしい。

確かに当てはまることが多かった。

また、ストレスを小さいうちにうまく解消していくことが言わずもがな大事なわけだが、それが自分は全くできておらず、気が付いた時には手遅れだった。

気が付いた後も、辛い気持ちをみないように無視するようにして日々をやり過ごしていた。そんなことも良くなかったのだ。

 

 

今となっては、あの時ああしていれば…と後悔することも多い。

 

そんなことを思ってみても仕方ないのだが。

 

心が晴れず辛い気持ちだけを抱えてそれに押しつぶされそうになる。

思考もはっきりしない。

そんな日々が苦しい。

 

こんな日常を味わわずにすんだのに…と。